特捜部Q キジ殺し

薮に消えた、事件の真相。隠された真実を暴く特捜部Q。そこで二人の男が見たものは——。

特捜部Q Pからのメッセージ

未体験ゾーンの映画たち2016

2016年2月27日(土) ヒューマントラストシネマ渋谷にて公開!

未体験ゾーンの映画たち2016

2016年2月27日(土) ヒューマントラストシネマ渋谷にて公開!

特捜部Q Pからのメッセージ

イントロダクション

あの「特捜部Q」が帰ってきた!シリーズ累計1,000万部を越える世界的ベストセラーが、ふたたび映画になって日本再上陸!!

 2007年に第一作を発表後、またたく間に世界的ベストセラーとなっているユッシ・エーズラ・オールスン作の小説「特捜部Q」。未解決事件(コールドケース)を追う特別捜査チームの活躍を描いた警察小説だが、単純な謎解きものとは一線を画し、警察組織で働く主人公たちの姿をユーモラスかつ皮肉たっぷりに表現すると同時に、事件の被害者、そして加害者の内面までをも強烈な緊張感を持って描写し、日本でも翻訳ミステリー屈指の人気シリーズとなっている。「特捜部Q キジ殺し」はシリーズの人気を決定的にした第2作。北欧ミステリーの代名詞“ドラゴン・タトゥー”に匹敵する“運命の女”を登場させ、原作シリーズの中でもひと際鮮烈な印象を残す作品である。

 映画化にあたっては、前作「特捜部Q 檻の中の女」で本国デンマークの映画史に残る大ヒットを飛ばした制作チームが再結集。「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」の黄金コンビ、ニコライ・アーセルとラスマス・ヘイスターバングが脚本を担当したほか、北欧の映画・TV界を代表するスタッフが再度起用された。主人公カール・マーク役は、前作に引き続きニコライ・リー・コス。“相棒”アサドも前作で原作ファンの心をすっかり掴んだファレス・ファレスが再登板。本作ではデンマークの主要な映画賞である“ロベルト賞”で見事助演男優賞を獲得している。

 2014年10月2日、デンマークで劇場公開された本作は、なんと国民の“8人に1人が観た”前作を超える大ヒットを記録。北欧ミステリーという枠を超えた待望の傑作がいよいよ日本に上陸する。

シリーズ第1作
『特捜部Q -檻の中の女-』DVD
2月3日(水)発売 定価3,800円(税抜)

ストーリー

20年前の惨殺事件の鍵を握る“謎の女”。その正体は?

1994年、双子の兄弟が夏の別荘地で無残にも殺された。初動捜査では名門寄宿舎学校の生徒たちの関与を匂わす情報もあったが、犯人は早々に逮捕され捜査完了となっていた。
20年後—特捜部Qのリーダー、カールのデスクには何故かこの終わったはずの事件ファイルが置かれていた。何故?誰が?特別な“意図”を感じとったQのメンバーは調査を開始する。そして、事件当時、重要情報を握っていると思わる少女が失踪していたことを知る。今も行方が判らない女“キミー”の行方を探しはじめるカールとアサドだったが、彼女を探しているのは彼らだけではなかった。エリート校出身で各界のトップに立つ男たちは、彼女というリスクを消し去るために彼女を探し続けていた・・・。

[特捜部Q]とは?

コペンハーゲン警察署の地下にある未解決事件捜査班。署内では扱い難い仲間外れの署員を送り込む左遷部署として新設されたが、“捜査をし過ぎる”厄介者カール・マークと謎の多いアラブ系の署員アサドという空気を読まない2人が配属されたことで内情は一変した。初めての案件となった「ミレーデ・ルンゴー失踪事件」を経て、新たに秘書が加わり3人の部署となった。

キャスト

  • カール・マーク/ニコライ・リー・コス

    1973年生まれ。ニコライ・リー・コスはデンマークで最も人気が高く幅の広い役柄を演じる俳優のひとりとして知られている。1991年、18歳のときに「The Boys from St. Petri」(未)で映画に初出演し、デンマーク批評家協会賞(Bodil)とデンマーク・アカデミー賞(Robert)を受賞。1998年にデンマーク国立演劇芸術学校を卒業後、ラース・フォン・トリアー監督の「イディオッツ」に出演し、再度デンマーク批評家協会賞に輝いた。以来、「ブレイカウェイ」 (2000)、「しあわせな孤独」(2003)、「ある愛の風景」(2004)、そして主演作「恋に落ちる確率」(2004)や「72時間」(2008)でも鮮烈な印象を残した。2009年 には大作「天使と悪魔」の暗殺者役でハリウッド映画に進出。世界中にその顔を広めることとなった。その他の出演映画に「トゥルース 闇の告発」(2010)、「真夜中のゆりかご」(2014)、「チャイルド44 森に消えた子供たち」(2014)などがある。
    舞台俳優としても数々の賞を受賞。TVドラマでは、デンマーク(オリジナル)版の「THE KILLING/キリング シーズン3」に出演し、ロベルト賞の主演男優賞を受賞している。

  • アサド/ファレス・ファレス

    1973年4月29日レバノンのベイルート生まれ。1987年、父であり俳優でもあるジャン・ファレスに率いられ家族と共にスウェーデンに移住。演劇学校を経て2000年にスウェーデン映画「Before The Storm」(未)で映画デビューを果たした。同年には兄弟でもあるジョセフ・ファレス監督のコメディシリーズ「Jalla Jalla」(未)にも出演している。以後、主にコメディ俳優として人気を博し数々の賞にも輝き、2012年には「デンジャラス・ラン」でハリウッドに進出。続けて「ゼロ・ダーク・サーティ」にも出演した。スウェーデン語はもちろん、英語、アラビア語をも操るマルチリンガルの俳優としてますますの活躍の場を広げており、米FOXのTVシリーズ「Tyrant」(未)ではジャーナリスト役を演じた。多数の国際派俳優が揃った「チャイルド44 森に消えた子供たち」(2014)では本作と異なる形でニコライ・リー・コスと共演している。

  • ディトリウ・プラム/ピルウ・アスベック

    1982年生まれ。2008年にデンマーク国立演劇芸術学校を卒業後、すぐに母国を代表する俳優のひとりとして活躍。2010年、刑務所ドラマ「R」(未)ではデンマーク批評家賞(Bodil)、ロベルト賞など国内の主演男優賞を総なめにした。「コペンハーゲン/首相の決断」シリーズで母国での人気を確立し、TVドラマ「ボルジア 欲望の系譜」で国際的にも注目を浴び、リュック・ベッソン製作の「LUCY/ルーシー」に出演するなど順調にキャリアを築いている。

  • キミー/ダニカ・クルチッチ

    デンマーク国立演劇芸術学校在学中から国内のTVドラマに出演。2012年に同校卒業後は、王立劇場の舞台に主演しつつ、多数の映画やTVドラマに出演している。主な出演作品には、スウェーデンの人気TVドラマ「THE BRIDGE/ブリッジ」(シーズン2)、クリスチャン・E・クリスチャンセン監督の「ストリート・レーサー ファイナル・バトル」(2013)等があり、2014年のベルリン国際映画祭で”未来のスター“賞に輝いている。まだキャリアは浅いものの、巨匠ビレ・アウグスト監督の「Stll Hjerte」(2014)でも主要な役柄を演じるなど、国際的な注目を集めている新進女優である。

  • キミー(少女時代)/サラ・ソフィー・ボウスニーナ

    デンマークのTVシリーズ「Park Road」(2009〜2010)で人気を博し、主演作「Bora Bora」(2011)で映画デビューを果たす。以後、世界的なヒットとなったTVシリーズ「THE KILLING/キリング」(シーズン3)や多数の映画に出演するなど活躍中。今後もヨナス・T. ベングトソン原作の映画作品「Aminas Letters」への出演が決定している。

STAFF

  • 監督/ミケル・ノガール

    1974年生まれ。2001年にデンマーク国立映画学校を卒業後は北欧各国のCMを手がけ、「ストリングス 〜愛と絆の旅路〜」(2004)などでは演出助手の一人として参加。その後は着実に実力をつけ、人気TVシリーズ「THE BRIDGE/ブリッジ」など多くのTV作品で演出を担当した。2010年、「Klovn」で映画監督としてデビュー。同作がデンマークで記録的ヒット作となり、前作「特捜部Q —檻の中の女—」に起用された。本作は長編映画としては3作目の監督作品となる。

  • 脚本/ニコライ・アーセル&ラスマス・ヘイスターバング

    デンマーク映画・TV業界を代表する黄金コンビとして、手がけた作品は国際的な評価を得ている。主な脚本作品は「ルルの冒険 〜黄金の魂〜」(2007)、「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」(2009)、「ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮」(2012、アーセルは監督も兼任)。ニコライ・アーセルは「特捜部Q −檻の中の女−」に引き続く登板となるが、本作では2人で脚本としてクレジットされることとなった。

  • 撮影/エリック・クレス

    1962年生まれ。デンマーク映画・TV界の誇るベテランで、代表作に「キングダム」(1994)、「キングダム㈼ 第3章/第4章」(1997),「ブレイカウェイ」(2000),「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」(2009)、「THE KILLING/キリング シーズン1〜3(一部エピソード)」、「ストックホルムでワルツを」(2013)、「96時間/レクイエム」(2014)など国やジャンルを問わず起用されている。

  • プロデューサー/ルイーズ・ヴェス

    1979年生まれ。映画マーケティングを修め数本の短編映画等の製作に関わったた後、2011からデンマーク国立映画学校で国際共同製作を学ぶ。本作には「特捜部Q —檻の中の女—」に続いての参画となるが、メインプロデューサーの一人としてより大きな役割を果たすこととなった。

  • プロデューサー/ジョナス・バガー

    1973年生まれ。アールハス・ビジネス・カレッジで経済学の学位を取得後に映画界入り。
    その後、あらためてデンマーク国立映画学校で映画作りを学んだ後は、Zentropa の中心的プロデューサーとして数々の映画・TV番組を生み出している。主なプロデュース作品は、「メランコリア」(2011)、「ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮」(2012)、「ニンフォマニアック Vol.1/Vol2」(2013)、「特捜部Q —檻の中の女—」(2013)。

  • プロデューサー/ピーター・オールベック・イェンセン

    1956年生まれ。鬼才ラース・フォン・トリアーの製作者として名高いイェンセンは、北欧屈指の製作者として数々の傑作、問題作を世界に発信し続けている。主なプロデュース作品は、「ヨーロッパ」(1991)、「奇跡の海」(1996)、「幸せになるためのイタリア語講座」(2000)。「ダンサー・イン・ザ・ダーク」(2000)、「しあわせな孤独」(2002)、「ドッグヴィル」(2003)、「アフター・ウェディング」(2006)、「ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮」(2012)、「ニンフォマニアック Vol.1/Vol2」(2013)には製作総指揮として携わっている。

監督からのメッセージ

「チャイナ・タウン」と「時計じかけのオレンジ」の融合。
これはラブ・ストーリーです。しかし、あなたが実体験したいと思う類のラブ・ストーリーではありません。これは、間違ってしまった若い恋の話なのです。情熱が所有欲へと形を変えたとき、その想いは、あなた自身が思いもつかなかったようなことを、あなたの限界すら越えて強要させるのです。
そして、そのことにあなたが気づいた時、すべては手遅れになってしまうのです。

これは力とその悪用(濫用)に関する物語です。
人間が「誰も自分を止めることは出来ない」と思ったとき、人間は何が出来るのか。
これは或る男が、過去の過ちを今正そうともがく物語です。
彼のその努力は傷ついた魂を救うと同時に彼自身を危機に曝すのです。
これは伝統的な寄宿舎学校から現実社会、そして上級層たちの社会までを旅する一種の大河ドラマです。

私は、映画の力を借りて、あなたがたを若者の荒々しいエネルギーと上流社会の優美さを共に味わって頂きたいのです。
私はある種のヨーロッパ的な気分が、効果的に映画的な視覚や雰囲気、音楽やカメラに効果的に作用してくれることを望みます。我々の挑戦が、人間の暗い部分を可能な限り荒々しく、そして美しく伝えることを望んでいます。

ミケル・ノガール

劇場情報

東京都 ヒューマントラストシネマ渋谷 03-5468-5551 公開終了
愛知県 シネマスコーレ 052-452-6036 5月28日(土)~5月31日(火)
『特捜部Q 檻の中の女』も6月1日(水)~6月3日(金)上映
大阪府 シネ・リーブル梅田 06-6440-5930 公開終了
兵庫県 Cinema KOBE 078-531-6607 5月14日(土)~5月20日(金)